
出会った1週間後ぐらいには私は彼女たちの住むアパートに同居を始めました。同居というより転がり込んだという表現が適切かも知れません。
仕事から帰るとパパの帰りを歓迎してくれる家族がいる。私にとっては初めての経験。
今までは家で待つのは親でしたが、子供が待ってると思うと自分も早く帰りたいと思う気持ちが大きかったですね。
ただ、この頃から少しずつ次女の態度が変わって来ます。ふとした時に怒り出したり、私にあたったりし出しました。妻、曰く、次女なりのお試しだろうとの事。
本当にこの人は私たちの事を大事にしてくれるのか?6歳の次女も彼女なりに悩んでいたのだと思います。
ですがその時は理解出来ませんでした。なぜこの子はこんなに私にあたるのだろう。
初めはあんなに歓迎してくれたのに。そんな状況の中、おそらく私も次女の事を不快に思う様になったのだと思います。
それに比べ長女はいつもニコニコと親しんでくれる。いつの間にか長女の方を可愛がっていたのだと思います。
長女の笑顔、それは彼女なりの世襲術、気を使っていたのだと思います。
この頃から彼女達は私に気に入られないと生活出来ない、生きて行けないと思っていたのでしょう。
笑顔と裏腹に彼女たちの地獄の日々の始まりだったのかも知れません。
そんな事も考えず、家族を持った、パパになった、そんな嬉しさしか感じていなかった私。
その頃から家族の溝は生まれていたのかも知れません。生活を初めて3ヶ月後、ついに次女の気持ちが爆発します。
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