
姉妹で違った「新しい学校での過ごし方」

新しい小学校へ引っ越した際、次女がいじめに遭ってしまったお話は前にも書きましたが、親としては当然、「長女は大丈夫だろうか……?」という大きな心配を抱えていました。
長女はとてもおっとりとしたマイペースな性格です。 もしかしたら、学校で何か嫌なことを言われていても、本人がのんびりしすぎていて「いじめられていることにすら気づいていないんじゃないか?」なんて余計な心配までしてしまうほどでした。
しかし、ありがたいことに長女のほうは全く問題ありませんでした。
ママにそっくりな長女の魅力と、父親としての羨ましさ
長女のおっとりとした、でも誰に対しても壁を作らない性格のおかげか、彼女は学校へ行くと本当にいろいろなタイプの子と楽しそうにおしゃべりをしていました。気づけば、男女の垣根を越えてみんなと仲良くなっていたのです。
父親である私はどちらかといえば人見知りな性格なので、誰とでも物怖じせずに話せる長女の姿を、心の底から「うらやましいなぁ」と眺めていました。そういう社交的で人を惹きつけるところは、本当にママとよく似ているなと思います。
親友のひーちゃんと「一対一の深い絆」を結んだ次女とは対照的に、長女は「たくさんのお友達と広くみんなで仲良くする」というタイプでした。同じ屋根の下で育った姉妹でも、人間関係の築き方がこれほど違うものなのだと、新鮮な驚きを感じたものです。
長女は小学校時代のそのお友達と、遠く離れた大学生になった今でもLINEなどで繋がっているようです。子どもの頃の友人というのは、たとえ長い間会っていなくても一瞬で当時に戻れる特別な存在なのだと、彼女たちを見ていると改めてうらやましく、そして微笑ましくなります。
誰も予想できなかった、高校時代の暗転
小学校での新生活を、持ち前の明るさで見事に乗り切ってくれた長女。 当時の私たちは、「この子のこの性格なら、これから先もどこへ行っても上手くやっていけるだろう」と完全に安心しきっていました。
しかし、人生とは本当に分からないものです。
後に長女が成長し、高校生になった頃。 この、「誰とでも仲良く、分け隔てなくお話しできる優しい性格」が、ある日突然裏目に出てしまうことになります。
それが原因で、長女はのちに、非常に陰湿で理不尽ないじめの標的となってしまうのです……。
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次女の親友
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