家族の思い出はいつも温泉から。

我が家は、本当によく家族旅行に出かけました。 「子どもたちと、たくさんの思い出を作ろう!」という、妻からの温かい提案がきっかけでした。

実は妻の前の家族時代、旅行には一度も行ったことがなかったそうです。子どもたちもおじいちゃんに連れて行ってもらった経験があるくらいで、「パパとの旅行」は人生で初めてのことでした。

記念すべき初めての家族旅行は、ディズニーランド。その後も海へ山へとたくさん出かけましたが、我が家の一番のお気に入りはなんといっても「温泉」でした。家族みんなで貸切の露天風呂に入るのが最高の楽しみで、次女にいたっては、ことあるごとに記念日のリクエストとして「温泉旅行!」を挙げるほど、渋い娘へと育っていきました(笑)。

ハワイのはずが青森へ!? 次女の飛行機パニック

そんな我が家の、忘れられない思い出の旅行の一つが「青森」です。

本当は、妻の「ハワイへ行きたい!」というリクエストに応えようと計画を進めていたのですが、ここで次女が大反対。 「飛行機は絶対に怖いから嫌だ!」と、誰がなだめようと首を縦に振りません。泣く泣く妻が国内旅行へと切り替え、落ち着いた先が青森でした。

妻が以前から行ってみたいと言っていた某有名リゾート系列のお宿があり、ちょうど子どもたちが学校で「青森の遺跡(三内丸山遺跡など)」を勉強しているタイミングでもあったため、「じゃあ青森にしよう!」と決まったのです。

いざ出発の日。あれだけ飛行機を嫌がって大騒ぎしていた次女でしたが……いざ乗ってみると、誰よりも一番楽しそうに空の旅を満喫していました。(あの拒絶は何だったんだ、と心の中で突っ込んだものです。笑)

お宿は本当に豪華で、食べきれないほどの美味しい料理をいただきながら、東北6大祭りの熱気あふれるイベントを間近で鑑賞。(まだコロナ前の、本当に賑やかな時代のことです。) 家族全員が心の底から楽しくて、大満足の旅となりました。今でも我が家で「家族の思い出の旅行」といえば、必ずこの青森の話が飛び出してきます。

姉妹の逆転劇。いまだに長女に恨まれる理由

この青森旅行の後、子どもたちの進学や学校のお金なども重なり、流石に家族で海外へ行く余裕はなくなってしまいました。

しかし、運命のいたずらはここから始まります。

あれだけ「飛行機は嫌だ! 海外なんて行かない!」と大反対してハワイ旅行を潰した張本人の次女が、なんと高校の修学旅行でアメリカへ行くことに! 一方で、誰よりも海外旅行に行きたくて行きたくて仕方がなかった長女はというと……楽しみにしていた修学旅行が、ちょうどコロナの直撃を受けてしまい、中止になってしまったのです。

長女はいまだに海外旅行を経験できていません。 そのため、一人だけアメリカを満喫してきた次女は、今でも長女からことあるごとに「あの時ハワイに行けていれば……!」と、可愛く恨まれ続けています(笑)。

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